<archive>「ブルースにとりつかれて Vol.18」 パンフレット

 「ブルースにとりつかれてVol.18」が本来あるべき1974年5月、サンハウスは6月の初めにひかえたトランザムとの本格的な九州ツアーのための準備で多忙な日々を送っていた。
 ひとつのレパートリーを仕上げるために徹底的なリハーサルを重ねていたサンハウスはトランザムという「全国区」的なバンドとのツアーだから、力も入っていた。
 オリジナルも増え、初期からの「レモンティー」「なまずの歌」「ミルクのみ人形」などの他に、その後の代表作となる、出来立ての「風よ吹け」「借家のブルース」「ボロ人形」を完成形に近づけるため、レヴェル・アップするための練習に余念がなかった。
 ちなみにトランザムはチト河内(ハプニングス・フォー)、石間秀機(フラワー・トラヴェリン・バンド)、後藤次利などが結成した当時のスーパー・グループで、その「ファースト・ステップ・コンサート」の競演に、九州NO.1の呼び声が高かったサンハウスが招かれ、唐津、久留米、福岡などで両者による圧倒的なライヴが繰り広げられた。

 サンハウスはその渦中にあったため、「ブルースにとりつかれてVol.18」は一ヶ月ずれて、1974年6月16日の開催となった。
 今回の対象は「EAST COAST BLUES」、「東南海岸ブルース」と訳されるが、ブルース・ファンでもまず最初にここに迫る人は少ないと思う。当時も状況は同じで、われわれも回を重ねるうちに、ここに到達したと言える。
 「EAST COAST BLUES」は端的に言うと、フィンガー・ピッキングによるラグタイム調のブルースが特徴で、バンドで演奏されてもソロ的色彩が強い。
 エレキによる単弦奏法の達人、鮎川誠(実は単弦とコード奏法の組み合わせが絶妙なのだが)は、傾向は違ってもこの東南海岸ブルース式のギター奏法にも大きな関心を寄せていた。それがパンフレットの巻頭の<I>の文に表れているし、地図入りの説明が素晴らしい。
 <II>の「TRAVELIN’ MAN」は前回の「ブルース・ピアノ」でも引用されたポール・オリヴァー<PAUL OLIVER>の『THE STORY OF THE BLUES』の中の一章の訳出で、鮎川誠と松本康が担当、<III>の「BLIND BOY FULLER」は奈良敏博の愛情のこもった文章となっている。
 今回のパンフレットの印刷の出来は最悪に近く、解読が難しいでしょう。これこそ、テキスト化して読みやすくしたい。好例の鮎川誠による<IV>の曲目表は、比較的読みやすいので、ここだけはしっかりトライして欲しい。
 
 
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-1
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-2
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-3
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-4
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-5
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-14
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-16
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-17
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-18
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-19
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-20
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-21
 
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・ブルースにとりつかれて Vol.18 page-22
 
 
 
2013.8.26
ーーーー追加アーカイブーーーー
「ブルースにとりつかれて」(パラダイスへの道バージョン)
 オムニバス大著『パラダイスへの道』(1990年出版)に収録された際に、トランスレート/再編成されたものの一部です。
オリジナル版の、見えにくい部分等を補強するためのもので、手書き表や、イラストなどはオリジナル版をご覧ください。

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「ブルースにとりつかれて」(パラダイスへの道バージョン) page-190

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「ブルースにとりつかれて」(パラダイスへの道バージョン) page-191

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「ブルースにとりつかれて」(パラダイスへの道バージョン) page-192

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「ブルースにとりつかれて」(パラダイスへの道バージョン) page-193

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「ブルースにとりつかれて」(パラダイスへの道バージョン) page-194

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「ブルースにとりつかれて」(パラダイスへの道バージョン) page-195

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