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ジューク・レコード・ニュース - 「クール・ジャーク (Cool Jerk)」

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「クール・ジャーク (Cool Jerk)」


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GROOVY TUNES 100 / 私の好きな曲(These are a few of my favorite songs)

 #2「クール・ジャーク (Cool Jerk)」

 いつものように店で、五連奏プレーヤーでCDをかけていたら、この曲の時に私の耳が感知し、意識がそっちに行った。好きな曲なんだなあ、勝手に反応する。そのCDはLA-DE-DA’Sの『HOW IS THE AIR UP THERE ? 1966-1967』(Ascension ANCD-018)で、彼らは1960年代から1970年代にかけて活躍したニュー・ジーランドの5人編成のバンド。このベスト的なアルバムはまるで、カヴァーの見本市のようで、「I Put A Spell On You」「I Take What I Want」「Land Of 1000 Dances」「Shake」「I’ve Got My Mojo Working」「Gimme Some Lovin’」「Stupidity」などが並ぶ。私のGT100の候補曲のオン・パレードみたいでもある。このアルバム・タイトルになった曲などがオリジナル・ヒットとしてあるらしいが、レパートリーの大半はカヴァーだったようだ。キーボードも入り、演奏力はまずまずだが、驚くほどものは無い。
 
 それがきっかけで、このGROOVY TUNES 100の2曲目に取り上げようと思って、私のライブラリーをチェックすると、えぇ、意外な事に、この曲はあまりカヴァーされてない。このシリーズの選曲のポイントは少なくとも、オリジナルを含めて4つのヴァージョンがあり、それが私のグルーヴィー検知器で「起、承、転、結」の部門で、それぞれの基準を満たさないといけない。「クール・ジャーク」はギリギリだ。かろうじて5ヴァージョン。

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CAPITALS / Dance The Cool Jerk (1966)

 オリジナルは、今回のアトランティックR&B1000シリーズでも出たキャピトルズ <CAPTOLS> で、もちろんそれが「起」となる。「承」はコースターズ <COASTERS>、「転」はゴーゴーズ <GO-GO’s> そして「結」がブーチー・コリンズ <BOOTSY COLLINS> となる。
 何と言ってもオリジナルのキャピトルズが飛び抜けすぎている。ベースとピアノの低音のリフから始まり、ドラムと手拍子とタンバリンが一気にご機嫌なリズムを作り、コーラスがすかさず「クール・ジャーク、クール・ジャーク」と。とぼけた味のリードも快唱、息をもつかさない展開が続く。特に中盤の語りのかっこよさといったらない。「ドラム来てくれ、ベースも、うーんイカすぜ、こたえられないな」といった具合。ピアノもよく転がり、コーラスもいきいきとリスポンスして、魔法のような3分間が過ぎていく。(実際は2分45秒)
 カヴァーが少ない理由は、オリジナルがあまりにグルーヴィー過ぎるから。キャピトルズ自身もほかにいくつか、二匹目のドジョウのダンス・ナンバーを狙うが、これ以上のものには至らなかった。
「承」のコースターズ(『V.A. / ROYAL GROOVES』収録) は、1950年代に「Poison Ivy」他のヒットを連発したグループで、キャピトルズの先輩格だが、何と後輩の曲を、しかも1972年にカヴァーしている。サルサの大御所ラリー・ハーロー (LARRY HARLOW)が関わっているのでラテン色が加味されていて、リズムの面白みはあるが、ヴォーカル・ワークは後退している。
 「転」のゴーゴーズ (『VACATION』)は「女は愛嬌、度胸も満点」のガールズ・ビート・バンドの出来。途中の語りもベリンダ・ヴァージョンで面白い。
 「結」のブーチー・コリンズ は意外だった。P. FUNKの寵児だった彼とモータウンというのも、こういう曲を歌うとも、全く結びつかなかった。それは1960~70年にヒットを量産したモータウンで、縁の下の力持ちだったセッション・メンバー、ファンク・ブラザーズ(ジェイムズ・ジェマーソン <JAMES JAMERSON> は不滅なり!)を取り上げたドキュメント映画『永遠のモータウン(STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN)』(2002年)のサントラに入っているライヴ・トラックでのこと。原曲に沿った歌と演奏だが、例の語りのところは、メンバーのソロを促すところの感じがブーチー流。

 何と恐ろしい事に、この4曲、すべてYouTubeで聞ける。レコード店はお手上げだ。

 せっかく1000円になったので、この曲が入っているキャピトルズの『DANCE THE COOL JERK』を入手して欲しい。B級フレイヴァーもたっぷり味わえる。

 
 
ーーーーKeep On Jukin’ーーーー

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