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ジューク・レコード・ニュース - 2013-04-19

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2013-04-19

「目指せ!レコード演奏家」


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 ジューク・レコード35周年セール「復活 アナログ祭り」にシンクロして、アナログ・レコードを楽しむための初歩的な知識をまとめてみた。

ここは「困った時のモリユウシ頼み」で、我が盟友モリユウシにオーディオのことを書いてもらい、私がレコードの手入れなどについて書いた。ともに長い力作になったので、2部に分けた。保存版といっていい。思い当たった時に、読み返すとヒントになると思う。
 これからアナログ・レコード・デビューをしたいと思っている人、とりあえずレコードを聞いているが、もうひとつ先にいけないという人に焦点を当てているので、オーディオ・マニアには不向き。ロックンロールに金は要らない。安上がりに、いい音を楽しもうという訳だ。モリユウシの文にもあるが、工夫次第で本格的なオーディオ・ライフが送れる。 Back to Analog !
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アナログ・レコードよ永遠なれ!
(THE VINYL RECORDS PRESERVATION SOCIETY)

ACT 1「目指せ!レコード演奏家」      モリユウシ

アナログ・レコード(以下「レコード」)を聴こう!というお題で、
ハード・ウェアの視点からリスナーが増えるようなことを書くように!
と師・松本康から命を受けたので、思いつくまま筆を執ってみた。

まず、基本の基本から。
レコードを聴くにあたって必要な道具は何か。

(1)レコード・プレイヤー
(2)アンプリファイヤー(アンプ)
(3)スピーカ

(2)と(3)はミニ・コンポやラジカセでも代用可能。ただし「RCA端子(ピン・ジャック)」という、赤と白の端子があればの話。
それと、以下述べるレコード独自の規格をクリアすること。

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フォノ・イコライザ(単体)

レコード・プレイヤーは、端子こそ他のオーディオ機器と共通だが、流れる信号や扱いがちょっと異なる。

レコード盤は、細い溝に大量の情報を記録するため、音楽情報を「圧縮/変形」してプレスされる。
そして再生する際にしかるべき回路を通してやって「解凍/復帰」を行い、音の形を整えるのだ。
その回路を「フォノ・イコライザ(以下「フォノイコ」と略」と呼ぶ。
フォノイコは、多くの場合アンプやDJミキサーに内蔵されており、端子に「PHONO」と書かれているのでレコードが聴けるかどうか判別可能。
フォノイコをプレイヤー本体に内蔵した機種もある。

あるいは、ひとつの独立した機材として単体でも売っている。単体は、大きく分けて目的が二種類。
ラジカセなどにプレイヤーを繋ぐための安価なもの。そして音の違いを愉しむためのマニア向け。
価格はピンキリ、姿形も様々である。ビギナーにオススメはこの辺り。

http://www.audio-technica.co.jp/atj/list_model.php?categoryId=1010503

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RCA[PHONO]端子とGND

そしてもうひとつ、忘れてはならないのが「GND」である。
普通は、グラウンドあるいはアースと呼んでいる。
レコード信号は微弱な信号を扱うため、ノイズが入り込むのを防止するために重要。
これが外れていたりキチンと機能していない場合「ブーン」というイヤな音がする。
フォノイコ内蔵型のプレイヤーは、本体内で処理するためアース線は付かない。

 さて「レコードを聴きたいが、プレイヤーは持っていない」というアナタ。
赤と白の「RCA端子」が付いたコンポやラジカセを持っているなら、フォノイコ内蔵のプレイヤーをオススメしたい。

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SONY PS-LX300USB

実は、プレイヤーはデジタル時代にもしぶとく進化しており、このソニーのやつはUSB端子まで付いていて、レコードからデジタル機器に直接取り込める。
これ、あんがい現実的な選択かもしれない。

「親の使っていたプレイヤーが実家にある!」アナタ。
プレイヤーを引っ張り出して、電源オン。
まずは、ターン・テーブルがキチンと回るか、針(カートリッジ)は折れていないか確認。
国産の単体プレイヤーの全盛は1970年代初頭から80年代中期で、いわゆる「システム・コンポ」人気で爆発的に一般家庭に普及したのだが、この時代の廉価なやつは回転が不安定なのでご注意。

プレイヤーのターン・テーブル(最近の人にとっては「ターン・テーブル=レコード・プレイヤー」なのだろうがオーディオ的には「ターン・テーブル」と言えば回転するお皿の部分のみを指す)
を駆動するには、モーターの軸が直接お皿に刺さっている「ダイレクト・ドライヴ」と、ゴムや糸やプーリーを介して間接的に駆動する方式があって、モーターの性能が向上した近年は、ほとんどがダイレクト・ドライブを採用しているが、かの「シスコン」時代はゴム紐で間接駆動する「ベルト・ドライヴ」が主流。
ご存じのようにゴムは経年劣化が早い。
使っているうちにパンツのゴムのように伸びてしまうことも多く、定期的な交換が必要なのであるが、交換したくてもメーカーの在庫が尽きてしまった機種も多い。
運良く他の機種のを使い回せればよいが、万策尽きたらゴム紐買ってきて自作するか、潔く諦める。

針はどうか。
折れたり摩耗しているなら、よほど特殊なものでない限り、下記のサイトなどで交換針を入手することができる。
アームが(後述する)ユニヴァーサル型なら、手軽に好みのカートリッジに替えられる。

http://www.communet.co.jp/shop/nagaoka/

ユニヴァーサル型のアームでなく、しかも交換針も無かった・・・。
悲嘆に暮れず、次の手を考えよう。

せっかくレコード聴くなら、いい音で聴くのをオススメしたい。
納得のいくグレードの機種を中古で探そう。

レコード全盛時の比べたらお話にならないのだが、それでもプレイヤーの選択肢はある。
国内外製品を一望すれば、簡易型、一般用、DJ用、高級機、と結構なラインナップだ。
CDによってレコードが駆逐された日本と違って、特に欧米ではレコードに対する評価はブレていない。
無駄にデジタル技術を取り入れた笑えるプレイヤーもあるので、海外のサイトなどを覗いてみるのも一興。

手近なところでは、一万円程度の安い新品とか、オシャレなポータブル型とか、聴くだけなら充分な製品もある。

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テクニクスSL1200

が、ここはひとつ、せっかく買ったレコードの魅力を引き出すため、少しばかり投資。
オススメは、先頃生産終了となった「テクニクスSL1200」シリーズの中古買い。
オークション・サイトや中古を扱うオーディオ・ショップにわんさか出回っている。
SL1200そっくりの偽物や模造の廉価版も多いのだが、やはりここはご本家に絞ろう。

ここで注意。
ご本家の中古品は、クラブの定番機種ゆえDJに酷使されたモノが多く、ボディの傷や擦れが激しい品はパーツがヘタッっている可能性があるので、安くても我慢。
「マーク3」か「マーク5」でキレイなやつが30,000円程度だったら、買い。
ちょい高でも、最終型の「マーク6」や78rpm対応のオーディオ仕様「マーク4」ならモチロン良し。
完成度の高い名機ゆえ、きっと満足のいく音を鳴らしてくれるはず。
もう一個、注意。
SL1200シリーズはマニュアル機なので、レコードを聴き終わっても、針は勝手に戻ってこない。
もちろん、リモコンも付いてない。

そして、レコードの溝から音楽情報をピックアップする最重要ポイント、レコード針(カートリッジ)周辺について。

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ユニバーサル型アーム

まずアームだが、先に挙げたプレイヤーSL1200はじめ、ほとんどのプレイヤーが採用しているユニバーサル型が良いだろう。
アームとカートリッジ(正確にはカートリッジ本体を留めるシェル)を簡単に着脱できるから、いろんなカートリッジ(およびシェル)を使い分けられる。

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SHURE MM44
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ORTOFON CONCORDE

カートリッジは、大別すると、MM(ムーヴィング・マグネット)型とMC(ムーヴィング・コイル)型の二種。
違いは、針先が拾ったレコード溝の振動を、どうやって信号に変換するか、ということ。

一般的なのは、針交換しやすく高出力でパンチのある音が特徴の「MM型」。
MM型の代表は、DJ御用達で有名な「SHURE MM44」シリーズとか「ORTOFON CONCORDE」シリーズか。
わけてもシリーズ最高機種「CONCORDE GOLD」はパンチと繊細が同居した逸品。

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DENON DL103

一方、針だけの交換は不可、低出力だが繊細でレンジの広さが魅力の「MC型」。
MC型の代表は、ラジオ局のスタンダード「DENON DL103」シリーズが筆頭。
価格と音質のバランスが非常に良い名品。
ただし、MC型はさらに低出力ゆえ、普通のフォノイコだけではダメで、信号電圧をさらに増幅する「昇圧トランス」が必須。
アンプによっては「昇圧トランス」を積んだモデルもあるにはあるが、いかんせん金と手間が掛かるのでビギナー向けではないと思う。

あ、オーディオ・テクニカなどでは、モノラル用やSP用も選べる。

で、装着したら各種の調整が待っている。
針圧、インサイドフォース、オーヴァーハング、など。面倒そうだが説明書どおりにやれば意外と簡単。

さてさて、レコード再生ついて駆け足でザーッと挙げたが、ほかにも様々な形態やこだわりを持つ少数派の機種やパーツなど、とてもとても網羅しきれない。
130419_09.jpg
レーザーターンテーブル

例えば、CDと同じ仕組みで、針を使わずレーザーで音溝を読み取る「レーザーターンテーブル」というのがある。
<接触面がないので摩耗しない><傷やホコリに影響されない>というのが売りで、デビュー時はビックリした。
ただ、非常に高価なうえ(私もまだ実際に聴いたことがない)初期は音が酷いとか何かと酷評されていたようだが、最近はずいぶん改善されて実用レベルに達したと聞いている。

レコードを聴くだけならばポータブルで結構、高級機器に手を出さなくてもレコードの良さは実感できるだろう。
が、レコードは、いかようにでも音が変わる。
そこがデジタルとの大きな違いでもあり、たまらない魅力。
ある程度の投資と手間を惜しまなければ、必ず良い音になる。
余談だが、オーディオ・ショップで聴いたジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』にぶったまげたことがある。
あまりのレンジの広さ、立体感、音像の存在感に。レコード自体は、80年当時に出た何の変哲も無いLP盤(しかもちょっとくたびれ気味の中古)だったのだが、聞いてビックリシステムの合計金額800万円!
左様、オーディオは、はまり込んだら身代潰すので、ほどほどに。

 
 
ーーーーKeep On Jukin’ーーーー

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養老疾駆 僅奇異康 !

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